看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

左房切開,Lita採取,弁輪糸掛けなどの術中手技が「合併症管理のキモ」になる

心臓外科 術後管理ポイント

開催日時

  • 《大阪》2025年09月15日(月)10:00~16:30エル・おおさか 本館7階 708会議室MAP
  • 《東京》2025年09月20日(土)10:00~16:30牧田総合病院  A棟1階 くすのきホールMAP 受付中

参加料金

12,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
 ※割引の適用は,いずれか1つとなります

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き
 【連続割引】2日連続のお申込みで,各1,000円引き(3日連続のうちの2つでも可)。

POINT


 臨床での疑問や困りごとにも丁寧にお答えします

  体外循環時間は,術後にどのような影響を与えるのでしょうか?
  術後の脳血管イベントは何で気づくことができますか?
  血圧低下時の対応は薬剤とボリュームのどちらで考えるのでしょうか?
  TAR後に神経学的所見に着目する理由は何でしょうか?
  ASの術後に房室ブロック,MRの術後にAFが出現しやすい理由は?
  MVRでは血圧を「低め」で管理するのに,CABGでは「高め」で管理する理由はなぜでしょうか? などなど


 参加者の声(過去開催のアンケートより)

  今まで受講した心外セミナーで一番よかった
  症例問題をこなすことで術後管理(安定しているかどうか)に自信がもてるようにな
  病棟だと術中の情報がわからないので,動画を用いた解説がとても参考になった
  術前・術中・術後をつなげて考えることができ,現場で活かせる講義だった
  AS・AR・MR・MSの術中の手技の違いがわかり,それぞれの観察ポイントや看護ケアで注意すべきポイントが
   具体的でよかった
 などなど

指導講師

志賀 裕介 先生(京都大学医学部附属病院 看護部 副看護師長)


 手術室経験がないと知り得ない情報や知識をたくさんお伝えします

 2003年和歌山県立医科大学看護短期大学卒業後,京都大学医学部附属病院に入職。その後,公立小浜病院救命センターを経て2015年
 より現職。手術室,救急・集中治療部などを経験。2021年特定行為研修(術中麻酔領域)修了。現在,麻酔科医と共に術前評価や術
 中麻酔下での全身管理を勉強中。院内でもSim教育や医療安全教育等にかかわり,所属大学での授業も「わかりやすい!」と学生から
 大人気。



 「なるほど」「だからそうなるのか」の連続‼ ここでしか学べない心外術後管理の知識と根拠


  本セミナーでは, AVRで房室ブロックが出現しやすいのはなぜか?,同じ心疾患でも管理する血圧値が異なるのはなぜか?,術後
 にVTやVfが出現した際にどう対応するか? などの心臓外科術後特有の臨床疑問や,術後管理に必要な知識と看護ケアについて学習し
 ます。症例解説では,術前のエコー評価を活かした術後管理のポイント,各種パラメータのトレンドや薬剤をふまえた全身管理の考え
 方など,明日からの看護ケアに活かせる内容をお届けします。


 午前(10:00~12:30)

  心臓外科看護の基本
   ・心機能の4つの要素 ほか
  人工心肺のいろは
   ・メリットとデメリット ほか
  全身管理のポイント
   ・術前の心機能
   ・酸素バランスの評価 ほか

 午後(13:30~16:30)
  使用する薬剤を押さえよう!
   血圧を上げる,血圧を下げる,脈を下げるト
  術式・疾患別の術後管理ポイント
   大動脈弁狭窄症
   大動脈弁閉鎖不全
   僧帽弁閉鎖不全
   冠動脈バイパス術
   弓部大動脈人工血管置
  まとめ・質疑応答