看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

各症状に対する薬物療法や観察ポイントなど,看護ケアに直結する実践知

がん患者の痛み・呼吸困難・倦怠感・鎮静への看護ケア

開催日時

  • 《大阪》2025年08月02日(土)10:00~16:30エル・おおさか 本館7階 708会議室MAP 受付中
  • 《東京》2025年09月06日(土)10:00~16:30牧田総合病院  A棟1階 くすのきホールMAP 受付中

参加料金

12,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
 ※割引の適用は,いずれか1つとなります

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き
 【連続割引】2日連続のお申込みで,各1,000円引き(3日連続のうちの2つでも可)。

POINT


 臨床での疑問や困りごとにも丁寧にお答えします

  どの程度の腎機能だとモルヒネの使用を避けたほうがいいでしょうか?
  リリカやリドカインを急に中止してはいけない理由は何でしょうか?
  パクリタキセルで出現する痛みや痺れに使用されるタリージェに効果がありません。他の鎮痛補助薬に変更すると効果はあるでしょ
   うか?

  臨死期に「点滴も鎮静もしない」主治医にどうすればよいでしょうか?
  ケタラールを使用するタイミング(適応)を教えてください などなど


 参加者の声(過去開催のアンケートより)

  何でも相談(質問)したくなる講師でした
  先日受講したPEACE研修より数倍よかった
  痛みの性質まで聞けていなかったことを猛省
  講師の患者・家族に対する接し方や声のかけ方,話す内容など,とても勉強になりました
  ブスコパンやステロイドの使い方,倦怠感には特効薬がないこと,すべての評価にNRSを使用してもいいことなど,
   学びが多かった

  自施設の医師と異なる処方例がとても参考に なりました。提案できるよう頑張ります などなど

指導講師

相木 佐代 先生(独立行政法人国立病院機構大阪医療センター 緩和ケア内科)


 看護師想いで,初学者にも丁寧で具体的・実践的な講義が大好評!

 2009年奈良県立医科大学卒業。大阪赤十字病院で初期研修,大阪府立成人病センター(現大阪国際がんセンター),大阪市立総合医
 療センターで後期研修,緩和ケアチーム・緩和ケア病棟における緩和医療専門研修を経て,2018年4月より現職。現在の病院では,
 循環器内科と連携し,心不全患者の緩和ケアに対する取り組みを開始・強化。また,2018年には名古屋市立大学大学院医学研究科精
 神腫瘍学講座博士課程修了,2019年からは非常勤で訪問診療も積極的にこなす。身体・精神・在宅分野に精通する『三刀流』の緩和
 ケア内科医。



 内科・外科・外来・緩和ケアなど,がん看護に携わるNsに必須の臨床知が充実‼


  本セミナーでは,がん患者に頻発し,繊細な管理とケアが求められる「痛み・呼吸困難・倦怠感・鎮静」において『できること・す
 べきこと』を相木先生よりご指導いただきます。また,各症状緩和に関連してくる睡眠や倫理調整,家族ケアについても言及いただき
 ます。「だからこの指示が出るのかぁ」「これを医師に伝えればよかったんだ」など,臨床でのポイントを押さえた看護の質向上にお
 役立てください。


 午前(10:00~12:30)

  症状マネジメントのポイント
  痛みのマネジメントと看護ケア
   ・痛みのしくみ,痛みの種類,鎮痛のしくみ
   ・オピオイド・非オピオイドの処方例と観察ポイント
   ・痛みに対する非薬物療法 ほか

 午後(13:30~16:30)
  呼吸困難のマネジメントと看護ケア
   ・呼吸困難の原因とメカニズム
   ・呼吸困難の評価
   ・呼吸困難の薬物療法 ほか
  倦怠感・口渇・掻痒感への看護ケア
  鎮静のマネジメントと看護ケア
   ・鎮静薬の処方例とマネジメント
   ・臨死期の家族ケア ほか
  まとめ・質疑応答