看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

確認していれば… 気づけていれば… 知ってさえいれば… Nsのやるべきことを再認識

重症化・急変への看察力

開催日時

  • 《大阪》2025年07月20日(日)10:00~16:30エル・おおさか 本館5階 研修室2MAP
  • 《東京》2025年08月31日(日)10:00~16:30牧田総合病院  A棟1階 くすのきホールMAP 受付中

参加料金

12,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
 ※割引の適用は,いずれか1つとなります

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き
 【連続割引】2日連続のお申込みで,各1,000円引き(3日連続のうちの2つでも可)。

POINT


 参加者の声(過去開催のアンケートより)

  自分の観察力が足りていないことに気づけた
  臨床を想起できる事例で頭に入りやすかった
  具体的な行動や情報収集の方法,フィジカルアセスメントが学べた
  様々な知識が学校で習ったことと異なり,知識・情報のブラッシュアップができた
  同僚や後輩に教えたい知識が多かった
  既往歴や内服薬,生活習慣などに今以上に目を向け,看護を提供していく必要性が学べた などなど

指導講師

小波本 直也 先生(沖縄県立中部病院 看護部 診療看護師)


 医師の指示や思考を,具体的な「看護アクション」に落とし込んで教えてくれる解説が超絶わかりやすい!

 2004年看護師免許取得。沖縄県立中部病院,東京ベイ・浦安市川医療センター等を経て,2017~2025年まで聖マリアンナ医科大学
 病院に所属。2017年3月東京医療保健大学大学院看護学研究科高度実践看護コース修了,看護師特定行為21区分38行為研修修了。前
 所属では,日本版NP(Nurse Pract-itioner)の父ともいえる藤谷茂樹先生の元で,診療看護師として医学の「診る」と看護の「看る
 」の2つの視点から看護を実践。現在はその教えを地元・沖縄に還元しながら後進育成に注力。



 重症化・急変しそうな患者かどうか,どんな重症化・急変が想定できるか,どうやって判断するかを教えます


  本セミナーでは,入院患者に起こりうる重症化・急変に対するリスク感性と異常への気づき力を養うことを目的に,様々な実例を用
 いて「看護師が考えるべきこと・やるべきこと」について解説します。発熱と寒気を訴えた際に何を確認するべきか,眠剤や鎮痛薬使
 用後に何を確認するべきか,どの持参薬に注意が必要か,絶食からの食事再開時は何に注意するべきかなど,潜在化している重症化・
 急変リスクに対する感性と嗅覚を高めるのに最適です。


 午前(10:00~12:20)

  医師と看護師の視点の違い
  重症化・急変しやすい患者の特徴
  重症化・急変への看察力
   ・「発熱+○○」は即Dr.Call
   ・悪寒戦慄時はバイタルの何に着目する?
   ・酸素を使ってなくてもCO2ナルコーシスになる?
   ・眠剤や麻薬もCO2ナルコーシスを引き起こす?
   ・絶対に確認してほしい既往歴と内服薬の整合性
   ・お薬手帳に隠れた重症化・急変のヒント ほか

 午後(13:20~16:30)
  重症化・急変への看察力(つづき)
   ・がん患者の異変に気づいたときに考えること
   ・「トルソー症候群」って知ってる?
   ・長期絶食から急に栄養を開始するとどうなる?
   ・リフィーディング症候群の予防と早期発見
   ・肝硬変の既往歴がある患者は○○に注目!
   ・意識に異変を感じたら「○・○・○」
   ・瞳孔不同よりも有効な所見と数値は何?
   ・アルコール多飲歴患者の注目ポイント
   ・Hbが徐々に低下している場合に確認すべきこと
   ・ショックを見つける3つの窓と3つのアクション
   ・便は何をどこまで確認する? ほか
  まとめ・質疑応答