看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

初期診療から体温・疼痛・創傷・感染管理の秘訣

外傷・熱傷看護のBest Practice

開催日時

  • 《大阪》2024年09月21日(土)10:00~16:15エル・おおさか  本館7階 708会議室MAP 受付中
  • 《東京》2024年10月19日(土)10:00~16:15大田区産業プラザ 3階 特別会議室MAP 受付中

参加料金

12,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
 ※割引の適用は,いずれか1つとなります

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き
 【連続割引】2日連続のお申込みで,各1,000円引き(3日連続のうちの2つでも可)。

POINT


 治療の目的・目標を理解し,「迅速・的確な行動」がとれるようになる!

  医師が外傷部位と異なる部位のエコーやX線を撮る理由がわからない,医師が輸血の指示を急ぐ理由や転送の指示を出す理由がわか
 らない,緊急性や重症度を医師がどう評価しているのかわからないなど,患者の状態が目まぐるしく変化する救急現場において,初
 期診療についていけない,医師が何を考えて指示をしているのかわからない看護師も多いのではないでしょうか?

  そこで本セミナーでは,外傷・熱傷患者に携わる看護師の思考とアクションに重点を置き,今後どういう診療が行われるのか
 どういう目的・目標に向けて診療が進むのかを理解し,看護師が何を準備・観察・予測・実施しなければいけないのかに
 ついて,診療と看護の両方を知る渡部先生にご講義いただきます。


指導講師

渡部 弥生 先生(聖マリアンナ医科大学病院 看護部 診療看護師)


 救急看護を極めたスペシャリストが「診療・看護」の両面から徹底指導

 2004年看護師免許取得。聖マリアンナ医科大学病院救命センターでICU・救急外来での勤務を経て,2020年3月東京医療保健大学大
 学院看護学研究科高度実践看護コース修了,看護師特定行為21区分38行為修了。現在は診療看護師として救命センターに勤務。より
 高度かつ的確な診療・看護を提供するためにSSTT(外傷外科手術治療戦略コース)なども受講し,「だれのために,何のために,ど
 の方法で」を言語化・実践化することを信条に,豊富な臨床経験を活かしつつ「看る+診る」で医療の質向上,安全な医療の提供の
 ために奮闘中。



 何となくの知識や対応力ではなく,理由づけできる知識や実践知,経験知を学習

 ※プログラムは一部変更になる場合がございます。予めご了承ください

 午前(10:00~12:20)

  外傷初期診療の流れと基本アプローチ
   ・外傷初期診療の目的
   ・受け入れ準備から初期対応の4つのステップ ほか
  事例で学ぶ外傷初期診療と看護ポイント
   ・その圧迫止血,本当に止血できてる?
   ・通常の気道確保ではダメ?
   ・輸液の選択理由は何?
   ・血圧の目標値は?
   ・開放骨折は他の骨折と何が異なる? ほか

 午後(13:20~16:15)
  熱傷患者の全体像と重要ポイント
   ・熱傷の種類と程度の理解 ほか
  熱傷患者の初期対応
   ・気道熱傷の評価
   ・血液ガス測定の必要性
   ・輸液管理
   ・早期冷却 ほか
  事例で学ぶ創傷評価と看護ポイント
   ・創傷治療の目標
   ・Ⅰ度熱傷における感染・創傷・疼痛管理
   ・Ⅱ度熱傷における感染・創傷・疼痛管理
   ・Ⅲ度熱傷における感染・創傷・疼痛管理 ほか
  まとめ・質疑応答