セミナー詳細
各症状に対する薬物療法・処方例・観察ポイントなど，看護ケアに直結する実践知
がん患者の痛み・呼吸困難・倦怠感・鎮静への看護ケア
開催日時
- 《東京》2024年09月08日（日）10:00～16:15大田区産業プラザ ３階 特別会議室MAP 受付中
- 《大阪》2024年09月22日（日）10:00～16:15エル・おおさか 本館７階 708会議室MAP 受付中
参加料金
12,000円（税込・資料つき）
※昼食は各自でご用意ください。
※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
※割引の適用は，いずれか１つとなります
【団体割引】３名様以上のお申込みは，お一人様1,000円引き。５名様以上のお申込みは，お一人様2,000円引き。
【個人割引】３テーマ以上の同時お申込みで，各1,000円引き。５テーマ以上の同時お申込みで，各2,000円引き。
【連続割引】２日連続のお申込みで，各1,000円引き（３日連続のうちの２つでも可）。
POINT
初学者からベテランまでの「知りたかったこと」「うやむやな知識」がスッキリ‼
●血圧が低めの患者にアセリオを投与するときの注意点は何？
●アセトアミノフェンやNSAIDsを使用するときの採血データの目安（肝機能・腎機能）は？
●タペンタ錠®は単剤でも使用するけど，ナルサス錠®などと併用する効果は？
●リリカやタリージェなどの鎮痛補助薬を急に中止してはいけないのはなぜ？
●クリームにブスコパンを混ぜて耳の後ろに塗布すると，痰を抑制できるって本当？
●臨死期の輸液中止や鎮静開始の目安はどのような基準で決められている？
●臨死期に「点滴も鎮静もしない」と言う主治医に悶々とするけど，どうすれば…… などなど
指導講師
相木 佐代 先生（独立行政法人国立病院機構大阪医療センター 緩和ケア内科）
看護師想いで，初学者にも丁寧で具体的・実践的な講義が大好評！
2009年奈良県立医科大学卒業。大阪赤十字病院で初期研修，大阪府立成人病センター（現大阪国際がんセンター），大阪市立総合医
療センターで後期研修，緩和ケアチーム・緩和ケア病棟における緩和医療専門研修を経て，2018年4月より現職。現在の病院では，
循環器内科と連携し，心不全患者の緩和ケアに対する取り組みを開始・強化。また，2018年には名古屋市立大学大学院医学研究科精
神腫瘍学講座博士課程修了，2019年からは非常勤で訪問診療も積極的にこなす。身体・精神・在宅分野に精通する『三刀流』の緩和
ケア内科医。
内科・外科・外来・緩和ケアなど，がん患者に携わるNsに必須の臨床知が満載‼
このセミナーでは，がん患者に頻発し，繊細な管理とケアが求められる「痛み・呼吸困難・倦怠感・鎮静」の治療・評価，看護ケア
において『できること・すべきこと』を相木先生よりご指導いただきます。また，各症状に必ず関連してくる睡眠や倫理調整，家族ケ
アについても言及いただきますので，「だからこの指示が出るのかぁ」「医師にこう伝えればよかったんだ」などの臨床の勘所を押さ
えた実践知が習得できます。
午前（10:00～12:30）
●症状マネジメントのポイント
●痛みのマネジメントと看護ケア
・痛みのしくみ，痛みの種類，鎮痛のしくみ
・非オピオイドの処方例と観察ポイント
・オピオイドの処方例と観察ポイント
・痛みに対する非薬物療法 ほか
午後（13:30～16:15）
●呼吸困難のマネジメントと看護ケア
・呼吸困難の原因とメカニズム
・呼吸困難の評価
・呼吸困難の薬物療法 ほか
●倦怠感・口渇・掻痒感への看護ケア
●鎮静のマネジメントと看護ケア
・鎮静薬の処方例とマネジメント
・臨死期の家族ケア ほか
●まとめ・質疑応答