看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

治療期からの移行,ICや意思決定場面,ジレンマ等への「解決策&対処法」を習得

心不全患者の終末期ケアと意思決定支援のポイント

開催日時

  • 《大阪》2024年06月30日(日)10:00~16:15エル・おおさか  本館7階 708会議室MAP 受付中
  • 《東京》2024年07月20日(土)10:00~16:15あうるすぽっと 3階 B会議室MAP 受付中

参加料金

12,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
 ※割引の適用は,いずれか1つとなります

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き
 【連続割引】2日連続のお申込みで,各1,000円引き(3日連続のうちの2つでも可)。

POINT


 医師との交渉・調整薬剤の使い方ACP・意思決定支援での困難例をズバっと解決

  緩和ケアが専門でない循環器内科医に「緩和ケアへの移行」をいつ・どのように伝える?
  終末期に近づくにつれて発言がネガティブになる患者にどんな言葉かけができる?
  「鎮静」に関してスタッフ間で意見が別れるときは何を基準(指標)にする?
  治療中の患者にどのタイミングで「緩和ケア」の説明や,「予後」などの告知を行う?
  終末期の「輸液」はいつまで続ける?
  鎮痛薬の使い方はがん患者と同じ?
  腎機能低下が理由で薬剤の変更・減量が行われるが,腎機能低下をどこまで考慮する?
  「せん妄」や「認知症」をもつ患者の意思決定能力をどのように評価する?   などなど

指導講師

相木 佐代 先生(独立行政法人国立病院機構大阪医療センター 緩和ケア内科)


 看護師想いで初学者にも丁寧でわかりやすい,実践的な講義が大好評!

 2009年奈良県立医科大学卒業。大阪赤十字病院で初期研修,大阪府立成人病センター(現大阪国際がんセンター),大阪市立総合医
 療センターで後期研修,緩和ケアチーム・緩和ケア病棟における緩和医療専門研修を経て,2018年4月より現職。現在の病院では,
 循環器内科と連携し,心不全患者の緩和ケアに対する取り組みを開始・強化。また,2018年には名古屋市立大学大学院医学研究科精
 神腫瘍学講座 博士課程修了,2019年からは非常勤で訪問診療も積極的にこなす。「身体・精神・在宅」分野に精通する新進気鋭の
 ‟三刀流“ の緩和ケア内科医。



循環器内科・地域包括ケア・緩和ケアなど,心不全看護に携わるNsに最適コース


  このセミナーでは,心不全患者の終末期にみられる諸症状の管理とケアのポイント,意思決定支援等での看護師の役割について相木
 先生からご指導いただきます。がん患者とのマネジメントの違い,心不全患者特有の症状マネジメント,意思決定支援時のかかわりや
 家族ケア,ACPのポイントなど,柔軟な対応力が求められる終末期の場面でお役立てください。


 午前(10:00~12:20)

  なぜ今,心不全の緩和ケアなのか?
  心不全の病態・治療・ケアとは?
   ・病態評価と症状評価
   ・予後と経過
   ・心不全管理プログラム ほか
  症状マネジメントのポイント
   ・呼吸困難
   ・疼 痛
   ・全身倦怠感 ほか

 午後(13:20~16:15)
  意思決定支援と倫理的問題
   ・どれくらいの認知機能が必要か?
   ・患者本人が意思決定できなかったら……
   ・ACPのコツ ほか
  家族ケア
   ・家族への声かけ ほか
  まとめ・質疑応答