訴えや苦痛に対して看護師でできること,医師に提案できることが明確になる
がん患者の食べる・排泄する・寝るを支える 悪心・便秘・睡眠への看護ケア
開催日時
- 《大阪》2021年08月20日(金)10:00~16:00エル・おおさか 南館5階 南ホールMAP
受付中
- 《東京》2021年08月27日(金)10:00~16:00大田区産業プラザ 3階 特別会議室MAP
受付中
参加料金
12,000円(税込・資料つき)
※昼食は各自でご用意ください。
※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
【団体割引】3名様以上のお申込みは,
お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,
お一人様2,000円引き。
【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,
各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,
各2,000円引き。
POINT
終末期患者の苦痛を軽減・緩和するための『武器(実践知)』をたくさん獲得しよう!
●「食べる・排泄する・寝る」に対して何が必要かを考えられる看護師になろう!
●症状の原因を特定するためにキーワードを押さえた『質問力』を身につけよう!
●ノバミン®,セレネース®,プリンペラン®,リスパダール®,マイスリー®,セロクエル®,アタラックスP®など,
よく使用される薬剤の『薬理作用』を知ろう!
●意外とスッキリ解決!? 便秘で困ったら『〇〇〇〇〇』『〇〇〇〇〇』をやってみよう!
●十分な睡眠を確保するために薬剤指示・夜間指示の『使いこなし方』を身につけよう!
●「もう治らないんですよね…」「何でがんになったんだろう…」「死んだほうがマシ…」返答が難しい場面での
『援助的コミュニケーション力』を身につけよう!
などなど
指導講師
余宮 きのみ 先生(埼玉県立がんセンター 緩和ケア科・科長)
1991年日本医科大学卒業。内科,整形外科,神経内科,リハビリテーション科,在宅ホスピスで研鑽を積まれ,2000年より埼玉県立がん
センター緩和ケア科,2017年より現職。緩和ケア病棟,緩和ケア外来,緩和ケアチームでの実践はもとより,看護師教育にも積極的。
著書『ここが知りたかった緩和ケア』 『よい質問から広がる緩和ケア』 (共に南江堂),『がん疼痛緩和の薬がわかる本』(医学書院)
は,明快かつ実践的な構成・内容で,緩和ケアに従事する医療者のバイブル的良書。
このセミナーでは,終末期のがん患者に頻発し,原因の特定が難しい消化器症状(悪心・嘔吐,便秘),向精神薬や医師の指示を使いこなす
力が求められる睡眠マネジメント,患者との信頼関係を築き,療養支援を円滑にするコミュニケーションについて余宮先生にご指導いただきま
す。「こうすれば良かったんだ」「だからその指示が出るのか」など,臨床に活かせる内容が豊富で,最適な看護ケアに導いてくれるセミナー
です。
午前(10:00~12:20)
●悪心・嘔吐のマネジメント
・メカニズムと原因を知ろう
・制吐薬使用のコツ ほか
●便秘のマネジメント
・原因を考えよう
・対応の具体策 ほか
午後(13:20~16:00)
●せん妄と睡眠のマネジメント
・向精神薬の特徴
・指示を使いこなそう
・睡眠のアセスメント ほか
●コミュニケーションの秘訣
・病状&体力の変化を把握しよう
・「良い質問」を身につけよう
・傾聴,共感,チューニング ほか
●まとめ・質疑応答