看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

情報収集&フィジカルアセスメントの『質』と『バリエーション』がレベルアップ

訴え&症状を読み解く 臨床推論【初級編】

開催日時

  • 《名古屋》2024年02月12日(月)10:00~16:30名古屋国際会議場 2号館2階 223会議室MAP 受付中
  • 《東京》2024年02月17日(土)10:00~16:30大田区産業プラザ 3階 特別会議室MAP 受付中
  • 《大阪》2024年02月23日(金)10:00~16:30エル・おおさか  本館7階 708会議室MAP 受付中

参加料金

10,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き

POINT


 事例ベースで「情報収集」「アセスメント」「アクション」「根拠」を強化・トレーニング!

 患 者:73歳・男性,ADL自立
 既往歴:なし
 喫煙歴:なし
 飲酒歴:ビール350mL/日
 経 過:内視鏡での大腸ポリープの切除目的で入院。検査前日の夜の訪室時に,男性から「転んで舌を噛んだみたい……」という報告
     を受けた。唇が切れ,舌も噛んで出血していたが,「大丈夫,大丈夫」と笑顔で話している。バイタルサインは以下のとおり
     BT 36.3℃,HR 50回(不整),BP 176/112mmHg,SpO2 98%,RR 15回

     Q この患者に確認しなければいけないことは❶~❹のどれでしょうか?また,その理由はなぜでしょうか?

      ❶舌以外に痛むところはありますか?  ❷口腔内に出血はありますか?
      ❸どういうふうに転びましたか?    ❹頭は打っていないですか?

指導講師

阿部 浩幸 先生(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 診療看護師)


 看護ケアに役立つ「医師の指示や思考」をわかりやすく丁寧に解説します

 2005年日本医科大学千葉看護専門学校卒業。日本医科大学千葉北総病院,東京女子医科大学八千代医療センター,長野市民病院等で
 の経験を経て現職。病棟や救急外来,集中治療室,各種検査部門,診療所での幅広い経験を生かすため,2020年国際医療福祉大学大
 学院へ進学,診療看護師資格取得。患者・医師・看護師の間をとりもつ診療看護師として,医療の質を高めつつ,楽しく働ける職場
 を目指し邁進中。



難解なイメージのある『臨床推論』について,よく遭遇する事例と看護に役立つことに特化


 このセミナーでは,病棟に多い疾患や主訴,処方薬などを題材に,情報収集の型や様々な推論パターンを学び,アセスメントスキルの
 向上を目指します。主訴と一緒に確認しなければならない随伴症状や所見は何か,既往歴からどの病態変化を予測するか,処方薬から
 何を考えるか,年齢・性別にどんなリスクがあるのかなど,様々な型や推論パターンの使い方を多くの事例で学習します。病棟・外来
 業務に従事する方に最適な内容です。

 午前(10:00~12:20)

  臨床推論って何?
  事例で学ぶ臨床推論
   Case1 えっ!? この薬剤が発熱の原因?
   Case2 高齢者が発熱したときの考え方
   Case3 発熱+腹痛+3Fといえば……
   Case4 ヤバイ「かぜ」の見方 ほか

 午後(13:20~16:30)
  事例で学ぶ臨床推論(つづき)
   Case5 腹痛で鑑別する3本柱
   Case6 転倒時に絶対に確認することとは?
   Case7 糖尿病+意識障害=〇〇〇
   Case8 血圧が高いときに考えること
   Case9 頻脈のときに考えること
   Case10 「労作時の息切れ」と聞いたら…… ほか
  まとめ・質疑応答