看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

情報収集&フィジカルアセスメントの「質」と「バリエーション」がレベルアップ

訴え&症状を読み解く臨床推論

開催日時

  • 《大阪》2023年06月03日(土)10:00~16:30大阪産業創造館  5階 研修室A・BMAP 受付中
  • 《東京》2023年06月24日(土)10:00~16:30大田区産業プラザ 3階 特別会議室MAP 受付中

参加料金

12,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き

POINT


 年齢・性別・既往歴・主訴・バイタルサイン・処方薬 etc 知っているだけで紐づけられる様々な推論パターンを伝授

 発熱を引き起こす薬剤,投与後に注意が必要な抗菌薬,血圧指示で多く用いられるニフェジピンの注意点など,病棟で使用頻度の多
  い薬剤知識を確実にしよう!

 「発熱+腹痛+4F」「頻脈+随伴症状」「高血圧+随伴症状」など,様々なパターンから推測できる疾患や病態変化(重症化)の
  知識を身につけよう!

 CVA叩打痛,肝叩打痛,Murphy sign,Homans signなど,医師に報告する前に看護サイドで原因を絞り込めるフィジカルアセスメ
  ントを習得しよう!

 「マルチモビディティ」「年齢のせい」「虚弱高齢者」「DEATH SHAFT」など65歳以上の患者が多いわが国の特徴に合わせた看護
  の視点を学び直す  などなど

指導講師

阿部 浩幸 先生(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 診療看護師)


 知っておくと便利な知識,ケアに活かせる知識をわかりやすく解説

 2005年日本医科大学千葉看護専門学校卒業。日本医科大学千葉北総病院,東京女子医科大学八千代医療センター,長野市民病院等で
 の経験を経て現職。病棟や救急外来,集中治療室,各種検査部門,診療所での幅広い経験を生かすため,2020年国際医療福祉大学大
 学院へ進学,診療看護師資格取得。患者・医師・看護師の間をとりもつ診療看護師として,医療の質を高めつつ,楽しく働ける職場を
 目指し邁進中。



病棟に多い事例を中心に,知っておきたいルールとパターン


 このセミナーでは,病棟に多い疾患や主訴,処方薬などを題材に情報収集のワザや様々な推論パターンを学習し,重症化させないため
 の視点や,医師が判断・指示しやすくなるための情報収集・アセスメントスキルの向上を目指します。主訴から何を考えるか,既往歴
 からどの疾患を予測するか,処方薬から何が推測できるか,年齢・性別から何を疑うかなど,様々な推論パターンを用いた情報収集・
 アセスメントの方法を解説します。

 午前(10:00~12:20)

  臨床推論って何?
  事例で学ぶ臨床推論
    Case1 発熱を引き起こす薬剤
    Case2 高齢者+発熱=???
    Case3 広域抗菌薬処方時の注意点
    Case4 心原性失神を見逃さない!


 午後(13:20~16:30)
  事例で学ぶ臨床推論(つづき)
    Case5 低血糖のみにショックなし
    Case6 高血圧+随伴症状
    Case7 ニフェジピンの落とし穴
    Case8 頻脈で確認すべきこと
    Case9 抗凝固薬と抗血小板薬
    Case10 「労作時の息切れ」と聞いたら……
 ほか
  まとめ・質疑応答